どんな資格試験を受けるにしても、まずは参考書を買うことが多いと思います。
そしてネットで調べても、本屋さんに行っても、いろいろな種類があって選べないこともまた多いでしょう。
この記事では、診療報酬請求事務能力認定試験の参考書選びに悩める方に対して1つの答えを提示します。
実際に合格した時に使った参考書をご紹介しますので、参考書選びのお役に立てたら嬉しいです。
また「種類多すぎて選ぶのめんどくさパターン」に入りかけています
ものにあふれた現代病の一種だね。
おすすめの本を紹介するから安心して。
この記事で紹介する資格試験は令和7年度までの実施となりました。
受験できるチャンスは残り少ないため注意してください。
参考書(テキスト)について
試験での本や資料の持ち込みOK
まず前提として、この試験は本や資料の持ち込みができます。
ただ、やたらめったら何十冊も持ち込めばいいというものでもありません。
持ち込む相棒は厳選しましょう。
持ち込み資料の作りこみやカスタマイズがこの試験を攻略するカギとなります。
自分が使いやすいようにアレンジするんだ
持ち込み用にカスタマイズする
試験攻略法としては、勉強しつつ、同時に参考書に手を加えていくのが良いです。
例えば、
- 解いた問題の答えが載っている部分にマーカーを引く
- 情報が足りなければ、補足を書き込む
- すぐに検索できるようにインデックスを付ける
などです。
インデックスは100均のもので十分ですが、ラミネートのやつにしましょう。
急いで調べた時に、勢い余って破れる可能性が高いからです。
私が実際に使っていたもので恥ずかしいのですが、こんな感じです。
問題を解いていて、必要だと思ったことはメモしたり、資料を切り貼りしたりしました。
ちなみに、画像のものは古いので今とは点数が変わっていたりします。
必ず最新版を買うこと
参考書を買う上で一つ注意点があります。
必ず最新版を購入してください
診療報酬は2年に1度改定があるため、古いものは使えません。
本の表紙に〇年版と大きく書いてあるので、そこを見て買いましょう。
メルカリで間違えて古い本を買っちゃいました
……うん、買いなおそう
おすすめの参考書(テキスト)5選
医療事務講座テキスト|ソラスト
1つ目はソラストさんの「医療事務講座テキスト」です。
これは持ち込み用ではなく、学習用です。
まずはこちらのテキストで基礎を固めていきましょう。
1ページに対してそこまで情報量が多くないため、初心者にもわかりやすくなっています。
入門本といっても、文字が多くてごちゃごちゃした本もあります。
対してこのテキストは混乱を招く余計な情報がなく、必要最低限の知識が得られます。
また、要所で確認問題があって、インプット後にすぐアウトプットできます。
2023年12月25日でソラストさんの医療事務講座はなくなりました。
現在は教材のみ販売しています。
診療点数早見表|医学通信社
続いて点数本のおすすめは医学通信社さんの「診療点数早見表」です。
私は勝手にクリーム本と呼んでいます。
他にもいくつか点数本はありますが、断然こちらが使いやすいです。
カラーで見やすく、文字も色分けされているので検索しやすいです。
療養担当規則や施設基準なども掲載されています。
受験対策と予想問題集|医学通信社
次は医学通信社さんの「受験対策と予想問題集」です。
過去問5回分とオリジナル問題が入っています。
さらに、試験のポイントや略語など役立つ情報も載っています。
そして、このテキストの最大の長所が別冊付録です。
点数早見表をぎゅっと凝縮して、よく使う項目がまとめられています。
レセプトの記入例も載っていて、レセプト作成の強い味方です。
実技試験で活用してほしい逸品です。
公費負担医療の実際知識|医学通信社
次は、医学通信社さんの「公費負担医療の実際知識」です。
こちらは学科対策の参考書です。
公費医療について必要なことがわかりやすくまとめられています。
試験でそこまで頻繁に出題されるわけではないですが、基礎知識としておさえておきましょう。
医療関連法の完全知識|医学通信社
最後は、医学通信社さんの「医療関連法の完全知識」です。
こちらも学科対策の参考書です。
医療に関わる法を網羅しています。
試験において医療保険制度や医療関係法規は頻出問題です。
確実に得点しましょう。
まとめ:最適な参考書で合格を目指す
今回は診療報酬請求事務能力認定試験対策におすすめの参考書をご紹介しました。
これらの本を使いこなして、試験当日に持ち込み、合格を目指しましょう。
- 医療事務講座テキスト|ソラスト
- 診療点数早見表|医学通信社
- 受験対策と予想問題集|医学通信社
- 公費負担医療の実際知識|医学通信社
- 医療関連法の完全知識|医学通信社
最新版の本を買い直したので、さっそく勉強に取り掛かります!
がんばろうね
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
たくさん勉強して質・価値の高い医療事務になりましょう!